「ヤマゴンブログ08-16」『うおぬま会議』に向けて
2008年10月21日火曜日 by 管理者ご存じでしょうか?来月11月の13日、14日の2日間にわたり、本県の魚沼地域において、何と全国初!となる健康ビジネスサミット「うおぬま会議」が開催されます。この会議は、全国の健康・福祉・医療関連産業をはじめ、様々な分野に関わる企業、医療、行政関係者等が集まり、それぞれの分野での課題について議論し、全国へ向けて発信すること目的に開催されるものです。詳しくは、健康ビジネスサミット「うおぬま会議」開催案内サイトをご覧ください。
わが健康対策課も、同会議関連イベントの主催者として関わっています。まだ先の話だと思っていたら、もう残り1か月を切りました。会議のタイトルも最終的には決まっていませんが、内部のコンセプトとしましては、名付けて”減塩ルネサンス”(仮称)。これだけじゃわかりにくい?と思われますので、少し解説をさせていただきます。
戦後の日本における大きな健康課題は結核・感染症対策でした。やがて高度成長期に入り、脳卒中などの「成人病」対策が最大の課題となり、全国に比べ本県で多い脳卒中や胃がんの危険因子である塩分摂取を抑えようと、各地で減塩の取組がなされました。本県では、昭和56年にはじまる「健康にいがたクローバー運動」、その後の「健康にいがた新クローバー運動」において、「1日10g」の目標を掲げ、県民運動が展開されてきました。
これらの運動は一応の成果を挙げたものと考えていますが、半面、過去の取り組み方の限界も感じています。それは、まず行政が旗振りをやる、ここまではよいとして、その展開のしかたが、いわゆる「上意下達」で、ともすれば行政側からの一方通行であったとの批判は否めません。そして、何よりも個人及び家庭での食生活を中心に、主に調味料としての減塩の働きかけを行ってきたのですが、外食やファーストフードといったところにまで手が回らなかったとも言えます。こうした反省を基に、減塩を中心に、食生活全般についてもう一度、広い視野で考えてみようということが、このたびの取組の発端です。
減塩というと、単に日々の食事の味を薄くする、というのがこれまでのイメージでした。これは正直言って、苦痛です。まずはこの苦痛のイメージを払拭するところから始めてみたいと思っています。例えば、これまでですと、みそ汁の味を薄くするには具を多めにする、これはこれで大切ですが、個人的には、薄い味で満足するには、素材の味がよくないとダメだと思います。ということは、生産者側にも加わっていただけるのではないか。
また、過去のように、みそ汁だけを「標的」にするのでなく、他のところで工夫が出来ないか、例えば醤油、減塩しょうゆも一つの方法ですし、出汁(だし)を加えるとか、塩味のかわりに酢やこしょう、七味などを使ってはどうか、とか、いろいろ考えられると思うのです。さらには、産業界でも様々な工夫をしているとの話を聞きます。1滴で何ccかを計れる醤油さし、おいしい「焦げ目」のつけられるフライパン、といったアイデアもあるとか。
つまり、減塩という、わかりやすい、見えやすい目標を掲げると同時に、それを実現する様々なサポートのツールを、多くの担い手の関わりを得ながら見出していこう、これが”減塩ルネサンス”(仮称)の目指すところです。「うおぬま会議」に集う多くの方々からアイデアをいただき、可能な部分から実現に向けて取り組んでいければ、という提案をさせていただきたいと考え、準備を進めているところです。ぜひ「うおぬま会議」へ足を運んでください!












