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なぜ体重が減ったのかな?(その2)

今回は私の健診結果について触れる予定でしたが、結果の返却がようやく始まるという段階なので、これは次回以降にさせてもらいます(これから本庁職員の個別の健診結果を、産業医として私も見なきゃいけないのです)。その代わり、というわけではありませんが、体重と腹囲。前回9月末現在のデータを10月10日に公表(グラフを作ったりしていて遅くなりました)。と思ったら、もう次の測定。

結果は?9月末と比べ増えました!(グラフ参照)しかもウエストは2センチも!!と騒いではいけません。この前書いたじゃない!?今は蓄えの時期なんです。しかし、ウエストのグラフ、縦軸の目盛りが拡大してあるんじゃない?これじゃあ少し増えただけでも凄く増えたように見えてしまう。

さて、前々回の続きですが、なぜ7月まで10キロ体重が減ったか考えてみました。「よく噛むようになった」「夜ラーメン食べに行かなくなった」「高野豆腐の煮物」、このほかに思いつくのは、「ヨーグルト」「くだもの」「ウーロン茶」ですね。これらはよく健康によい食べ物、飲み物として名前が出てくるものです。

いわゆる「ヨーグルト菌」と呼ばれる乳酸菌の一種は、人間の腸の中に常在する善玉菌です。この善玉菌が、NK細胞活性化を促し抗ガン作用を発揮するとか、様々な悪玉菌と戦ったり、またアレルギーを抑えるとして、ヨーグルトを食べることで乳酸菌を外から取り込む健康法「プロバイオティクス」が注目されていると、新聞記事(’06.10.23毎日新聞)にも出ていました。その効果は「どんだけ?」あるのか、科学的根拠に基づくものなのか、それが気になるところです。

結論から言うと、効果の測定は非常に難しい。体重だけでなく、腸内の常在菌の状態や、カロリー摂取と脂肪の蓄えられ方、ホルモン動態、などなど、人間の身体内部の環境が変化するためには、「こういうものを食べるようにした」「職場の行き帰りに歩くようになった」といった行動の変容が始まってから、一般的に数ヶ月を要します。さらに人間には個人差があり、ヨーグルト菌もその人に合った菌があるとも言われます。こうしたことから、検証のための条件をきちんと揃えることが特に困難です。

しかし、これらのものに意味がないということでは決してありません。それどころか、きっとあることでしょう。体内環境の変化に数ヶ月かかるということは、数ヶ月以上継続が必要ということです。リンゴに含まれるポリフェノールによるダイエット効果(’07.1.6毎日新聞)や、ウーロン茶でおいしくメタボ対策(’07.8.28読売新聞)など、いくつか新聞に取り上げられている中で、自分にとって「これだったらできそう」と思うことを、まずは続けてみませんか?やっぱり、「△△を食べるのを我慢する」ではなく、「○○など美味しいものを食べる」でないと、長続きしません。「好きなラーメンのスープを飲まないように我慢する」ではなく、「たまには好きなラーメンのスープを飲み干してもかまわないように、他のことで塩分や油を抑えておく」という発想は、愛媛県の櫃本真聿先生からうかがった言葉ですが、大事なことですね。

運動についても全く同じ考え方です。これはまた次回以降に。

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