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健康ビジネス連峰構想 「健康・福祉・医療」のニーズに対応する新潟県産業のイノベーション

新潟大学

『食の支援ステーション』がオープンしました!!

H19年度健康関連ビジネスモデル推進事業採択団体の取組みである『食の支援ステーション』が11月1日()、新潟大学医歯学総合病院歯科外来玄関横に開設されました。当日は、午前11時から、関係者によるオープンセレモニーが開催されましたので、その様子をお知らせします。(関係者:新潟大学歯学部、医歯学総合病院、ホリカフーズ㈱、㈱クレスク、㈱コラボ)

[食の支援ステーション]

 食の支援ステーション

[関係者(先頭が代表者 山田好秋 前歯学部長)]

関係者 

[テープカット(手前から、「食の支援ステーション」代表 山田教授、㈱クレスク田中代表取締役社長、新潟大学歯学部長 前田教授、県産業労働観光部 河合新産業企画監、新潟大学医歯学総合病院副病院長 齊藤教授]

 テープカット

[食の支援ステーション内の展示物]

展示物1 展示物2 展示物3

《食の支援ステーションとは》

   「食の支援ステーション」では、高齢者や寝たきりの方のために開発された「そしゃく・嚥下困難者用食品」、手や首の動きが困難で上手に食べられない方のために開発された「食具や食器」を展示・紹介し、試食も可能とします。

     目的は、新潟大学と県内食品・食器メーカーがチームを組み、患者様の困っていることやご要望をその場で即座に把握し、その解決に向けた支援や新製品の開発に繋げていくことです。

   「食の支援ステーション」を通して、高齢化社会に向け、新潟大学歯学部、医歯学総合病院及び県内企業が連携し、研究・医療面での社会貢献を目指して努力します

      食の支援ステーション 代表者(新潟大学前歯学部長) 山田 好秋

「食の支援ステーション」チラシ

「食の支援ステーション」に関するお問い合わせ先
  新潟大学医歯学総合病院歯科外来
  TEL 025-227-0386

 

高病原性メチシリン耐性株および感受性黄色ブドウ球菌の血清学的迅速診断の実用化検討

研究者名

大学院医歯学総合研究科 教授 山本達男

研究概要

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)は院内感染の主要菌で、新しい高病原性MRSA(市中感染型MRSA、CA-MRSA)の出現により脅威となっている。CA-MRSAはPanton-Valentineロイコシジン(PVL毒素)を産生して健康な小児や青年に皮膚・軟部組織疾患を惹起するほか、深刻な壊死性肺炎や骨髄炎を惹起して予後不良に至る事がある。本研究ではPVL毒素をベットサイドで簡便かつ、迅速に検出する免疫学的診断キットの考案、実用化を目指す。

チタニアカラムを用いたハイスループットホスホプロテオーム解析システムの開発

研究者名

理学部 教授 堀米恒好

研究概要

ホスホプロテオーム解析のネックとなっているリン酸化ペプチドの精製はまだ満足のいく方法がない。そこで、従来使われてきたキレートカラムより強くリン酸化ペプチドを結合するチタニアカラムを用いて種々の条件を最適化し、天然試料のトリプシン分解物からリン酸化ペプチドを自動分離できるHPLCシステムを確立した。

ムスク系大環状香料合成触媒の実用化

研究者名

大学院自然科学研究科 教授 萩原久大

研究概要

麝香の香りの主成分であるムスコンは、高級香料の香り成分としてのみならず強心作用、女性ホルモンの分泌促進作用などが認められている。ワシントン条約により麝香の採取が制限されているため極めて高価。大きな市場規模が期待されているが、大環状化合物であるため効率的な化学合成法は確立されていない。本研究は、安定かつリサイクル使用可能な大環状有機化合物合成用触媒の開発、およびムスコンに代表される大環状香料の実用的な合成に取り組むもの。

高分子ゲルを反応場に利用したスマート・ソフトマテリアルの開発

研究者名

大学院自然科学研究科 助教授 山内健

研究概要

高分子ゲルは3次元網目構造を形成しており、その内部では物質の拡散速度が制限される。このゲル内部を反応場に利用して、ワンステップで新規な電子材料や医療用材料などスマート・ソフトマテリアルを作製する手法を開発した。得られた複合材料は外部刺激に応答して機能する。

環境に優しい生分解性ポリエステル製濾過膜の開発

研究者名

工学部 助教授 田中孝明

研究概要

ポリ乳酸やポリカプロラクトンなどの生分解性プラスチックを材料として用いて、使用後にコンポスト化可能な多孔質膜の開発に取り組む。高分子溶液を急冷することにより、相分離と固化を行う、熱誘起相分離法を用いてポリ乳酸膜や生分解性ポリマーブレンド膜を作製している。

ラット大腸治療内視鏡実験系による炎症性腸疾患の新規治療法開発

研究者名

医歯学総合研究科 助手 鈴木健司

研究概要

炎症性腸疾患は近年増加し続ける原因不明の難病である。既存の抗炎症治療への抵抗例・再燃例が増え、代替および補完的治療となる粘膜再生療法の開発が望まれている。本研究では、ヒト用極細径内視鏡を用いてラット大腸粘膜下に組み換え型ヒト肝細胞増殖因子(HGF)を注入する新たな治療実験技術を使い、この難病に対する新規粘膜再生療法の開発を目指している。

吸収性素材を用いた腸管欠損部閉鎖法の開発とその応用としての腸管吻合部補強法

研究者名

医歯学総合研究科 教授 窪田正幸

研究概要

腸管の欠損部を、縫合操作を用いないで2種類の吸収性素材を用いて閉鎖する方法を開発した。しかし、腸管吻合部に腸管欠損部閉鎖法を応用すると、吻合補強効果は得られず、むしろ治癒を障害する結果となったため、治癒環境を障害しない吻合補強法を新たな発想により開発に取り組んでいる。

脊椎不安定性診断システムの開発と臨床応用

研究者名

ベンチャービジネスラボラトリー 研究員 北原恒

研究概要

ヘルニアを引き起こす腰椎回旋(腰のひねり)時の不安定性を、的確かつ迅速に診断する方法及びシステムの確立を目指す。最終的には、この研究で集められたデータを脊椎不安定性診断装置にフィードバックする事により、回旋不安定性に対しても診断可能な測定システムとすることを目指している。

超高圧処理を用いた食品アレルギー低減化ならびに機能性成分富化の試み

研究者名

農学部 助教授 西海 理之

研究概要

加熱に代わる新たな食品加工法として注目を浴びてきている、1000気圧以上の静水圧を利用した食品の超高圧処理について研究している。これは加熱とは全く異なり、物理的に食品の構造を変化させる。加圧によるタンパク質や酵素の構造変化の機構を解明することで、食品タンパク質の制御と新たな食品や食品素材の開発を始め、様々な分野への利用など、非常に広い範囲への応用が期待できる。

果実の物性の非破壊的な計測による果実の追熟技術の開発

研究者名

農学部 教授 児島清秀

研究概要

西洋ナシの「ル レクチエ」は追熟に要する日数のばらつきと年次差が大きいため、可食状態の果実を計画的に需要期に消費者へ提供することが難しい。果実の硬さを非破壊で判定できる小型硬度測定器の研究用の試作器が開発されており、「ル レクチエ」用の解析ソフトを付加、開発する。さらにこの測定器で、非破壊で果実を選別して、追熟特性を解明し、適期に適熟果を供給する技術を研究している。

超音波人体計測による生活支援機器のオーダーメイド化技術の開発

研究者名

地域共同研究センター 教授 尾田雅文

研究概要

Wavelet解析を応用した精度の高い超音波測長技術とゴニオメータを利用することで、CTスキャナーのように被爆する事無くかつ安全に、個々の人を対象とした人体有限要素モデルを作ることができる。このモデルを利用して各種シミュレーションを行うことで、個人に適した医療機器を提供するテーラーメイド環境の構築を行うことが可能となる。

移動機械の簡単操作実現のための装置開発

研究者名

工学部 教授 岡田徳次

研究概要

歩行車の利用者は自らの脚力で望む方向に歩行車を進めることが困難。解決策として、片手で様々な形態に切換えられる装置として差動歯車機構が有効なことを見出した。これにより、センサ等を多用するハイテク技術に対し、成熟技術の堅実・安定・有効性を活かして操縦が可能となった。

安全な創薬のためのアプローチ

研究者名

工学部 教授 青木俊樹

研究概要

当研究室で合成しているキラルらせんポリフェニルアセチレンは、そのTHF溶液中にメタノールを添加した際にキラルらせん構造が維持されたままポリマーが沈殿するという性質をもつ。このとき、メタノールにラセミ化合物を混合したものを添加すると、キラルらせんポリマーは一方のエナンチオマーを優先的に取り込みながら沈殿していく。本研究はこの『選択吸着沈殿法』を用いて種々の医薬品の原料となるラセミ化合物の光学分割を試みる。

小麦アレルゲンフリー米粉パンの製造

研究者名

教育人間科学部 教授 小谷スミ子

研究概要

米粉にグルテン代替効果のあるトランスグルタミナーゼあるいはグルコースオキシダーゼを作用するとともにドウが炭酸ガスを抱き込めるようにヒドロキシプロピルメチルセルロースを添加することで、小麦アレルゲンを含まない米粉パンの製造を目指す。

生活支援機器開発及び人の運動メカニズムに関する研究

研究者名

工学部 教授 林豊彦

研究概要

筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者用操作スイッチ、ユニバーサルデザインに関する研究に取り組む。このほか、手術支援システムの研究や、スポーツ動作解析等も行い、各種知見に基づいた各種ロボット型シミュレータを開発し、人間の動作に関する様々な研究を行っている。

神経工学的アシスト制御を可能とするウェアラブルユニットの研究開発

研究者名

自然科学研究科 教授 木竜徹

研究概要

筋電図や心電図などの生体信号の評価値をパワーアシスト制御に反映させるウェアラブルユニットを開発中。生体機能に基づく自転車エルゴメータやアシスト付自転車の負荷制御への応用をめざす。この他、バーチャルリアリティ(VR)技術の安全な展開のために、VRの人への影響について研究を進める。

地域連携フードサイエンス・センター

研究者名

農学部 教授 鈴木敦士(代表者)
同教授 門脇基二 同教授 中野和弘
同助教授 城斗志夫 藤村忍
歯学部 教授 山田好秋、工学部 教授 谷口正之 ほか

研究概要

新潟県の主要産業である食品産業の発展に貢献し、食品の開発、研究技術者の育成、基礎研究推進とその実用化を目指し、学部の枠を超えた50名以上の研究者からなる研究組織。栄養、食品化学、食品加工プロセス口腔生理学、摂食環境学など、あらゆるテーマについて研究を行っている。

地場産業技術融合型先端医療産業クラスター構築

研究者名

工学部 教授 原利昭  新田勇 坪川紀夫 谷口正之 山際和明 田邊裕治
大学院自然科学研究科 教授 大橋修 桝田正美
医歯学総合研究科 教授 遠藤直人 助教授 渡辺孝一
ほか

研究概要

学部学科の垣根を越え、医歯農工など多彩な研究群で構成される研究プロジェクト。新潟が得意とする金属加工技術を活用した医療福祉機器開発のほか、機能性タンパク質、酵素といった生物由来の新技術の展開は、地場産業との連携によって初めて可能となる。レーザー、ナノカーボン、チタンの利用などの先端研究にも活発に取り組んでおり、新潟発の医療健康産業に役立てたい考え。

生活習慣病、アンチエイジング(抗加齢医学)に関する医療・健康サービスの開発

研究者名

医歯学総合病院長 教授 下条文武
生命科学医療センター 教授 中田 光
医歯学総合研究科 特任教授 斎藤亮彦
医歯学総合病院 助手 竹田徹朗 ほか

研究概要

従来の医療が対象としてきた「病気の治療」から「健康な人の更なる健康」の維持を指導する究極の予防医学の開発を行う。大学病院として高付加価値のある抗加齢診断を行うとともに、新潟ならではの食文化や運動施設を利用する。さらに参加者(会員)は新しいバイオマーカーの探索に協力。


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