6月23(火)~25(木)の3日間、ロイヤル胎内パー
クホテルを会場に、新潟巧測㈱(新潟県健康関連ビジネスモデル推進事業 H18採択)が主催する越後薬膳ツーリズム『薬膳、デトックスとヒーリングのアンチエイジングツアー』が開催されました。
本ツアーは、あの「世界一受けたい授業」でもお馴染みの白澤 卓二教授(順天堂大)がプロデュースする二泊三日のツアーです。この度、取材ということで1日目のみ参加させて頂きました。
≫ オリエンテーション〔13:45~14:00〕
ツアー開始に先立ち、まず企画プロデューサーである順天堂大学 白
澤 卓二教授から全体の説明がありました。今回の参加者はリピーターと初参加者が半々位とのことで、友人の紹介や事業のための研究目的など、様々な動機から参加されていました。
この後、簡単な自己健康チェックが行われました。その方法がユニークで、5色の札の中から無意識に好きな色を2枚選ぶというもの。なんと、ここで無意識に選んだ色によって、弱っている臓器が概ね分かってしまうとのこと。この結果を踏まえ、ツアーが進行していくわけです。
≫ 薬草見学・森林浴〔14:00~16:00〕
まず、最初のメニューは薬草見学。胎内リゾートには約200種類もの薬草が植えられているそうで、佐藤社長の先導・解説により2時間ほど散策を行いました。
普段、何気なく見ていた”草”に思いも寄らぬ効果があることが分かり、個人的にはまさに『目から鱗』状態でした。
参加者のみなさんも熱心に聞き入っている様子で、オリエンテーション時のチェック結果に対応する薬草を発見し、中には実際に薬草を口に含んで「これ甘い!」などと言って味わっている方もいらっしゃいました。

≫ 健康茶作り体験〔16:10~17:10〕
薬草見学の次は「健康茶作り体験」。こちらもオリエンテーション時のチェック結果に応じ、それぞれのレシピに沿って作製します。参加者のみなさんは黙々とお茶作りに没頭していました。
各々定められた数種類の薬草をブレンドし、パック詰め、ラベル貼り、そして最後は箱詰めまで行い、完成品はお土産として頂きました。

≫ 白澤卓二先生 講演会〔18:00~19:00〕
「郷土料理と薬草からアンチエイジングを学ぶ」 
健康茶作りの次は、『世界一受けたい授業(日本テレビ系列)』などテレビでも活躍されている順天堂大学白澤教授の講演会です。
白澤教授によると、アンチエイジングのキーワードは「食事+運動+生きがい」であり、その
中でも重要なのが『食事』とのこと。
この食事の話題を中心に講演が進められ、自分の日常生活と照らし合わせながら終始ドキリとさせられたとともに、たいへん勉強になった1時間でした。
<主な内容>
■ 寿命決定における遺伝子要因は25%程度で、暮らし方で寿命が決まる。
■ カロリー制限で寿命は延びる。食事はゆっくりとよく噛んで“腹7分目”がベスト。
■ 体のサビツキを予防するには、植物や果物全般に含まれ、抗酸化作用を持つと
言われるフィトケミカルが有効。
■ 旬のものは、アンチエイジング能力が高く、特に日差しが強い南国産の柑橘類は
抗酸化力が高い。
≫ 薬膳料理の夕食〔19:00~20:30〕
講演後はお待ちかねの夕食タイム。本日勉強した薬草をふんだんに使った薬膳料理が振る舞われ、会場は健康談議と美味しい料理への感嘆の声で盛り上がりました。
通常のアンチエイジング料理では約700キロカロリーに抑えられるそうですが、今回は翌日
のトレッキングに備え、若干多めの約1,000キロカロリーとのこと。
薬膳料理と聞いていたので、野菜オンリーの質素な料理を想像していましたが、肉類や魚介類も使われていて食べ応えのある料理でした。そして、本日作製した健康茶で締めくくりました。
≫ 薬草の講演〔20:30~22:45〕
最後は、学識者のお三方による講演で1日目のメニューが終了しました。予定時刻より若干伸び、夜遅くまでに渡りましたが、みなさん熱心に聴講されており、健康づくりへの意識の高さを感じさせられました。
<講演内容>
①「日本の薬草」薬草研究員(前黒龍江省植物学会副理事長) 朱 有昌 氏
⇒日本薬草と中国薬草の歴史や両者の関わりについて解説されました。
②「身近な薬草についての最近の話題」
薬学博士・新日本製薬(株) 顧問 草野 源次郎 氏
⇒実際の薬草を用いて、効能や摂取方法等について解説されました。
③「ネパールの薬草」 順天堂大学大学院医学研究科准教授 山中 ゆか 氏
⇒過酷で特殊な生態環境が生むネパールの薬草について解説されました。

〔編集後記〕
初日のみの参加でしたが、健康のための”気づき”を与えられた充実の1日でした。健康は普段保たれていればその恩恵に気がつかず、特に食べ物はつい欲求に任せて好きな物を好きなだけ食べてしまいがちですが、カロリー制限を始めとする日頃の食習慣が健康のための重要なファクターであるということを今回のツアーを通して学ばせて頂きました。皆様もぜひ「腹7分目」を合い言葉に、薬草も上手く取り入れながら、健康づくりをされてみてはいかがでしょうか!
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